ネビリムさんと元々恋人同士だったジェイド。(雪国で塾の先生同士の同僚)
イチャイチャとまではいかないけれど、普通に良好な関係で近い将来結婚するだろうと互いに思っていました。
しかし、ネビリムさんは優しく、美しい人だったので周囲の人に頼りにされたり、好意を寄せられることが多い人でした。
その中でネビリムさんにはジェイドと言う恋人がいると知っても、やっぱりネビリムさんが好きって人が居ました。
その人はネビリムさんの上司で、その人にしつこく迫られていたので、ネビリムさんも困っていました。
でも、ジェイドはそれが気に食わなかったのです。
自分以外の相手に優しくしたり、ましてや、迫られてもキッパリと断らないので、
自分よりそいつが好きなんじゃないかとの疑念に捕らわれます。
そして、ネビリムさんを愛しすぎるが故に嫉妬に狂ってDV男と化してしまいます。
殴られても、それが愛情からだと知っていたネビリムさんはそれに耐えていました。
そしてある日、やりすぎてネビリムさんをコロシテしまします。
でも、ジェイドとしては、ネビリムさんが死んだって事が理解できません。
自分がこんなにも愛しているのに、死ぬなんてありえない事だと彼は真剣に思っています。
そうして少しづつ彼の精神はおかしくなっていきます。(この時点で充分おかしいですが。)
その以上を察した誰かの通報?により彼はネビリムさんを殺した犯人兼、精神異常者として捕まります。
そこで心の傷(?)を癒していくと同時にネビリムさんの事を忘れていきます。
精神が完全に良好(かのように見える)になった時にはネビリムさんの事は完全に忘れています。
精神科の先生も忘れることで正常になるなら、と過去には触れません。
そして過去を思い出すことがないうように、暮らす場所も元の場所とは離れた新天地で生活を始めます。(雪国→南国)
そこで、自分より小さいサフィール(12~15歳)と出会います。
南国なので、白いサフィールの容姿は抜きん出て目立っていたのでジェイドは一度見かけたときからサフィールのことが印象に残っていました。
(ネビリムさんが死んだのは原作どおり28歳予定なので、この時点でジェイドは30~32歳くらいですかね。)
年の差20~15歳・・・ガクブル(((・□・|||)))
(いや、あまりに犯罪過ぎるんで、25歳くらいのサフィールでもいいですが!!)
そして2度目、偶然の再会を果たしたことにより、ネビリムさんに似たサフィール(主に髪の色や白い肌)に惹かれていくジェイド。
でも、この時点ではネビリムさんの事を忘れているので、「なんでこんなに心惹かれるんだろう・・・これは運命!?」とか思ってサフィールに胸キュンしてます。
んで。なんだかんだとあって、サフィールも段々とジェイドに惹かれていきます。
大人で包容力のあるジェイドとツンデレで素直になれないサフィールはとてもバランスが良い関係。
(素直になれないことがコンプレックスなサフィール。だけど、ジェイドは大人の余裕でサフィールのツンで隠されている本当の感情をしっかり汲み取ってくれるのです。)
男同士という世間からの壁を感じつつも、幸せな二人。
しかし、コトに及ぼうとした時にジェイドの中のネビリムさんの記憶が少し蘇り取り乱します。
取り乱したジェイドにサフィールはびっくりしてしてジェイドを拒絶します。
(サフィールはコトに及ぶのが初めてなので、取り乱したジェイドに抱かれるのは怖いと感じたのです。)
その日以降、徐々に蘇るネビリムさんの記憶とサフィールと過ごした優しい時間とが
混同されて、ジェイドにとってはどちらも現実になってしまいます。
(ネビリム=サフィールの公式が出来ている)
そんなジェイドに恐怖を感じて距離を置こうとするサフィール。
そんなサフィールを不審がってサフィールをストーキングするジェイド。
そんなストーキング中に友達と笑いあうサフィールを見て、サフィールはそいつの事が好きなんだ!と勘違いしたジェイド。
(本当はサフィールもジェイドと距離を置いていた間ずっとジェイドの事を気にしていました。
いつも自分を優しく包んでくれたジェイドが取り乱した時、自分にも何かしてあげられたんじゃないかとか、
自分ではジェイドの支えになれないのかとか悩んでました。
そして、悩むサフィールを見かねた友人がサフィールの悩みを聞いている現場だったのです。)
でも、ジェイドも馬鹿ではないので以前の二の舞(ネビリムさんサツガイ)にはならないように暴力は振るいません。
友人に悩みを打ち明けたサフィールは自分もジェイドに頼ってもらえるように頑張らなきゃ!と勇気を出してジェイドに会いに行きます。
しかし、ジェイドは二股されていると思っているのでちょっとキツくあたります。
そして言い合いになるうちに
「そんなに私の事が好きなら、セックスさせてくださいよ」
とか言ってしまいます。
で、サフィールは売り言葉に買い言葉で
「やってやりますよ!」
とか言ってコトに及びます。
しかし最終的には、
やっぱり初めてで、なかなか上手く出来ません。
で、「もう、無理・・・じぇいどぉ。」ってなったサフィールが、ネビリムさんと被って見えて、
ネビリムさんとサフィールを混同したジェイドは、サフィールを縛り付けると、サフィールを無理矢理犯します。
サフィールは縛られた為抵抗しますが、
ジェイドに「浮気してるじゃないか」「そいつに抱かれているんじゃないか」と疑惑をかけられ、
そうじゃないと証明したければ素直に体を開けと言われた為、恐怖と悲しみに強張る体が悲鳴をあげても、泣きならジェイドに身を委ねます。
なのに、ジェイドは途中から我を忘れたように手荒に自分の欲望だけを満たすようにサフィールを抱きます。
そしてうわ言のようにネビリムさんの名前を呼びながら果てます。
自分じゃない誰かと重ねられた時には流石にサフィールも全力で抵抗しましたが、ジェイドはそんな抵抗物ともせず、自分勝手に体を蹂躙します。
そして、初めてなのに無理矢理犯され、自分じゃない名前を呼ばれサフィールの心も体もボロボロになります。
コトが終わった後、縛られた手足を解放されてもショックで動けないサフィールに対して、
ジェイドは急に優しくなってちゃんとサフィールの名前を呼びながら後処理をするジェイド。
お風呂で温まったサフィールは、その温かさの中でこの優しいジェイドとあの恐ろしいジェイドとどちらを信じたらいいんだろうと迷いながらも、体力と精神の限界を向かえて眠りにつきます。
ジェイドはそんなサフィールを優しく洗うと、パジャマを着せて一緒のベッドで眠ります。
翌朝。
ジェイドは初めてサフィールと繋がったという自分に都合のいい部分以外の記憶がありませんでした。
(ジェイドの中では普通に抱きあったってことになってる。)
そんなジェイドに戸惑いつつもあれ一度きりならば・・・とサフィールは心に深い闇を落としながらもジェイドの存在を受け入れます。
しかし、それ以降ジェイドは、普段はサフィールをちゃんとサフィールとして扱いながらも、(普通の精神状態)
時折、ネビリムさんと混同するかのように時間も場所も選ばず乱暴に抱くようになりました。(錯乱状態)
サフィールは普段はサフィールとして扱われながらも、時々乱暴に抱かれ違う名前を呼ばれる事に戸惑います。違う名前のその人はジェイドにとってどんな人だろう?と。
しかし、乱暴な時のジェイドは正常に戻ると記憶がないので、聞くにも聞けず、不審に思いながらもジェイドから離れることは出来ませんでした。
なので、サフィールは心も体も磨り減っていき、笑顔も減りやつれていきます。
そんなサフィールを心配して、以前ジェイドの事を相談した友人がジェイドの過去を調べてきてサフィールに教えます。
そして、ネビリムさんの事を知ったサフィールは、ジェイドは自分の容姿にネビリムさんの姿を重ねていることを知ります。
そこで悲しみと怒りでジェイドにその事実を問い詰めます。
それにより、ジェイドは過去を思い出し、自分が愛する人を殺してしまった事実に耐え切れず、精神崩壊を起こしてしまいます。
精神が壊れたジェイドは、子供のようになって、サフィールにだけ懐き、依存し、傾倒します。
今まで大人だった自分を守ってくれる人であったジェイドをそのような姿を見たサフィールは
「あぁ、この人は私が居ないと生きれないのだ」
と優越感ともいえる倒錯的な感情を抱き、ジェイドの保護者(?)として暮らしていくことになります。
終われ。
・・・。ね。なんか、気持ち悪い。
しかも誰も幸せじゃない。
ある意味最後に幸せなのはジェイドを全て手に入れたサフィールかもしれないけど、
若くして介護生活なんてキツイと思う。
と言うことである意味続き↓
精神崩壊するんじゃなくて、弱い部分をさらけ出すジェイドバージョン。
ネビリムさんが死んでしまって怖くて、辛くて、寂しかったこと。
サフィールに今までしてきた酷い事をみっともないほど泣きながら縋るように謝って、
それでも好きでいて欲しいと泣いて縋るジェイド。
そんなジェイドの弱さごと全て愛そうとサフィールは心に決めて、
ジェイドと共に暮らします。
そんな二人の関係は守る大人と、守られる子供の関係ではなく、互いにパートナーとして、
弱い所もさらけ出して支えられるような幸せな関係を築きます。
もう一パターン。
サフィールはジェイドに辛い現実(過去)を突きつけてしまったことに罪の意識を抱き、
ジェイドと一緒に暮らします。
優しく、穏やかな生活はジェイドの精神にも影響を及ぼし、徐々に回復していきます。
サフィールの介護(?)が実を結びジェイドが普通の人として復活して互いに過去事を話合って、
許しあって、幸せに暮らすって終わりもありだと思った。
でもそれだと互いに互いを傷つけたという後ろめたさが残ってしまってギクシャクするような気もするけど。
いや、しかし。アレだね。気持ち悪い。
[3回]
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